• 本

異国人たちの江戸時代

出版社名 作品社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-86182-999-4
4-86182-999-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 484P 19cm

商品内容

要旨

数多くのキリスト教会があり、世界有数の美味なパンが売られている…整理された歴史書には描かれない、生々しい歴史の姿が立ち現れる―。江戸時代265年を網羅した初の異国人見聞録本。

目次

第1部 江戸時代前期 一六〇三〜八〇(ウィリアム・アダムス―漂着して上級武士になった航海士
ロドリゴ・デ・ビベロ―最強国スペインの曲者政治家
セバスティアン・ビスカイノ―金銀島発見の夢破れた探検家
リチャード・コックス―史上ただ一人のイギリス商館長
フランソワ・カロン―「売れる」日本見聞録を著した野心家)
第2部 江戸時代中期 一六八一〜一七八〇(エンゲルベルト・ケンペル―鎖国政策を評価した陽気な医師
申維翰―人間味溢れる稀代の儒学者
汪鵬―唐人屋敷での暮らしを楽しんだ風流人
モーリツ・ベニョフスキー―歴史に影響を与えた誇大妄想狂
イザーク・ティチング―三度も商館長を務めた日本通)
第3部 江戸時代後期1 一七八一〜一八五二(ヘンドリック・ドゥーフ―歴史的事件を鋭敏に切り抜けた愛国者
ニコライ・レザノフ―鎖国と戦い撃沈した自信家
ヴァシーリー・ゴロウニン―幽囚となった器量の大きな軍人
ファン・オーフルメール・フィッセル―蘭和辞書を「盗用」した商館員
ラナルド・マクドナルド―「楽園」を探した、先住民の血を引く青年)
第4部 江戸時代後期2 一八五三〜六七(マシュー・カルブレイス・ペリー―鎖国の扉を破壊した自文化至上主義者
ワシーリイ・マホフ―安政東海地震に翻弄された知者
タウンゼント・ハリス―忍耐強く待ち続けた「開国者」
ヘンリー・ヒュースケン―「アメリカン・ドリーム」を掴み損ねた好青年
アーネスト・サトウ―歴史を動かした語学の天才)

著者紹介

森田 健司 (モリタ ケンジ)  
1974年生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、大阪学院大学経済学部教授。専門は江戸時代の社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)