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ダーウィンの危険な思想 生命の意味と進化 新装版

出版社名 青土社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-7917-7605-4
4-7917-7605-4
税込価格 5,940円
頁数・縦 761,40P 20cm
シリーズ名 ダーウィンの危険な思想

商品内容

要旨

進化論の革命的再構築。ダーウィンが本来的に目ざしていたものは何だったのか?従来の進化論解釈を超えて、ダーウィン思想の根幹にある“アルゴリズムのプロセス”“デザイン形成の論理”を検証・展開させ、21世紀のきたるべき生命論を示し、宇宙論そして倫理観までを導きだす。AI研究、ミーム説以降の成果をふまえ、異才デネットが到達した包括的論理の全貌。

目次

第1部 中間からのスタート(「どうしてかしら」
一つの思想が生まれた
万能酸
生命の系統樹
可能的なものと現実的なもの
デザイン空間における現実性の織り糸)
第2部 生物学におけるダーウィン流の思考(ダーウィンのポンプに呼び水を入れる
生物学はエンジニアリングである
質を求めて
がんばれカミナリ竜
控えめな論争)
第3部 心、意味、数学、そして徳性(文化のクレーン
ダーウィンに心を奪われて
意味の進化
皇帝の新しい心などの寓話
徳性の起源
徳性をデザインし直すこと
一つの思想の未来)

著者紹介

デネット,ダニエル C. (デネット,ダニエル C.)   Dennett,Daniel C.
1942年生まれ。ハーヴァード大学卒業、オックスフォード大学院にて博士号取得。タフツ大学哲学教授、同大学認知科学センター所長
山口 泰司 (ヤマグチ ヤスジ)  
1941年生まれ。明治大学元教授
石川 幹人 (イシカワ マサト)  
1982年東京工業大学理学部卒業。同大学院、松下電器産業(株)東京研究所、(財)新世代コンピュータ技術開発機構を経て、明治大学情報コミュニケーション学部教授。博士(工学)。専攻は認知情報論、生物物理学、科学論
大崎 博 (オオサキ ヒロシ)  
1947年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。哲学専攻
久保田 俊彦 (クボタ トシヒコ)  
1961年生まれ。明治大学大学院文学研究科博士課程後期退学。明治大学文学部准教授。英語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)