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世界の読解可能性 新装版

叢書・ウニベルシタス 831

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-588-14079-2
4-588-14079-5
税込価格 6,600円
頁数・縦 449,44P 20cm
シリーズ名 世界の読解可能性

商品内容

目次

経験可能な全体のためのメタファー
書物世界と世界書物
書物としての天上、天上の書物
字母の比喩
啓示の書物と自然という書物、後者の台頭と遅滞
世界という書物の読者としての文盲の俗人
神の二つの書物は一致する
読解可能性の不均衡
人間世界の暗号化と解読
世界の年代記、あるいは世界の公式
ロビンソン世界対ニュートン世界
十九世紀への接近における諸傾向
ハンブルクの自然という書物とケーニヒスベルクでのその反映
額のしるし、天上のしるし
「どのようにして自然という書物が私にとって読解可能になるのか…」
「世界はロマン化されなければならない」
絶対的書物の理念
自然という書物のような自然についての書物
空虚な世界書物
夢解釈の準備
夢を読解可能にする
遺伝子コードとその読者

著者紹介

ブルーメンベルク,ハンス (ブルーメンベルク,ハンス)   Blumenberg,Hans
1920‐1996年。ユダヤ人の母のもと、ドイツのリューベックに生まれる。パダボルンとフランクフルトで哲学と神学を学ぶ。1950年キール大学で教授資格を取得。60年ギーセン大学正教授、この頃エーリヒ・ロータッカーの推薦でマインツのアカデミー会員となり、独自の“メタファー学”の構想を発表。63年“詩学と解釈学”の設立メンバー、65年ボッフム大学に移り、70年から85年に退官するまでミュンスター大学教授を務めた。クーノ・フィッシャー賞やドイツ言語文芸アカデミーのジークムント・フロイト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)