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皇帝の薬膳妃 〔6〕

緑の高原と運命の導き

角川文庫 お92−7

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-04-114538-8
4-04-114538-4
税込価格 726円
頁数・縦 269P 15cm
シリーズ名 皇帝の薬膳妃

商品内容

要旨

薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。派遣された青龍の地で医術の混乱を収めた矢先、何者かに連れ去られてしまう。董胡が目覚めた場所は、壮大な高原が広がる異国の地だった。この地を春営地とするロー族の病を治すため、董胡はその原因を探ることに。そのさなか、行方知れずになっていた卜殷の手掛かりを掴んだ董胡は、彼の安否と自身の生まれを探るため、危険な旅路に踏み出し―!董胡の運命が今動き出そうとしていた!

出版社・メーカーコメント

孤軍奮闘する皇帝・黎司を助けるため、薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。宿敵・尊武とともに派遣された青龍の地で、医術の混乱をなんとか収めた矢先、董胡は何者かに連れ去られてしまう。姿を消した董胡に周囲が心配を寄せる中、董胡が目覚めた場所は壮大な高原が広がる、国境を越えたはるか異国の地だった。この地を春営地とするのはロー族の民。彼らは後継者・ロサリが患う原因不明の病を治してもらうため、董胡をさらってきたのだった。董胡はなんとか治療しようと対症療法で手当てするも、その根本はわからない。調べていくうち、彼ら一族に伝わる「神の実」が関係していることが判明し−−。そのさなか、卜殷が編み出した特製の軟膏をこの地で目にした董胡は、それを持ち込んだ「酒呑先生」が遠い仙人窟に住んでいることを知る。 卜殷である可能性に懸け、董胡は彼の無事と自身の生まれを探るため、危険な旅路を踏み出した……!この地にたどり着いたのは偶然か、必然か。いま運命が動き出す−−。董胡の生い立ちの秘密に迫る、アジアンファンタジー第6弾!

著者紹介

尾道 理子 (オノミチ リコ)  
12月31日生まれ。2020年、第5回角川文庫キャラクター小説大賞“読者賞”を受賞した『毒母の息子カフェ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)