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彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-8459-2314-4
4-8459-2314-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 353P 19cm

商品内容

要旨

“彼女たち”の見つめる先には何があるのか?日本映画における女性作家の功績を正当に取り上げ、歴史を照らし、現在と未来を映し出す。多様な属性を前提とし、オルタナティヴな関係性を模索する2020年代以降の時代精神から読みとく、新しい日本映画のパースペクティヴ。女性作家作品ガイド100本も収録。

目次

第1章 日本映画における女性監督の歴史(女性監督のパイオニア
胎動期―一九五〇〜一九八〇年代
黎明期―一九九〇年代
ニューウェーブ―二〇〇〇年代
黄金期―二〇一〇年代以降)
第2章 16人の作家が照らす映画の現在地(西川美和論 虚実、あるいは人間の多面性
荻上直子論 「癒し系」に「波紋」を起こすまで
タナダユキ論 重力に抗う軽やかさ ほか)
第3章 次世代の作家たち(「映画」が孕む暴力性への自覚
日本の社会問題と向き合う
独自の作家性を貫く
学園映画の異性愛規範に抗する
オルタナティヴな関係性を模索する
新たな属性を可視化させる
まだ見ぬ未来へのシスターフッド)
女性映画作家作品ガイド100

著者紹介

北村 匡平 (キタムラ キョウヘイ)  
映画研究者/批評家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
児玉 美月 (コダマ ミズキ)  
映画文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)