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東京「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない“首都”の歴史を読み解く!

増補改訂版

じっぴコンパクト新書 408

出版社名 実業之日本社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-408-65072-2
4-408-65072-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 206P 18cm
シリーズ名 東京「地理・地名・地図」の謎

商品内容

要旨

「江戸幕府が長期政権を維持しえたのは江戸城の立地にあった!」「じつは環状線ではなかった山手線」「品川駅が港区にあり、目黒駅が品川区にあるなんとも不可解な理由」「人気漫画の舞台・葛飾区『亀有』もともとの地名は『亀なし』だった」…など、東京の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録!観光するだけではわからない、住んでいる人も驚く知的好奇心をくすぐる一冊。

目次

第1章 「江戸」から「東京」へ巨大都市のルーツをさぐる(江戸幕府が長期政権を維持しえたのは江戸城の立地にあった!
江戸城を守るため鬼門に建てられた寛永寺と増上寺 ほか)
第2章 地図から浮かびあがる東京変貌の謎(なぜ銀座には、橋も架かっていない場所に「○○橋」の地名が多いのか?
東京の一等地・銀座には住所がない場所が存在する! ほか)
第3章 交通の発達にみる東京の過去・現在・未来(どこからどこまでを「江戸前」と言うのか?水産庁の定義とは?
えっ、存在していなかった!?「埼京線」なる路線の真実 ほか)
第4章 地形に隠された地理の不思議(赤羽の赤い羽根とは?由来は関東ローム層に赤土にあった
どうやって引けばよいのか?山の手と下町の境界線 ほか)
第5章 地名から読み解く東京の歴史(寺にちなんでいる名のはずなのに寺の形跡がない「吉祥寺」
近未来的なイメージの「三軒茶屋」はたった三軒の茶屋から生まれた町 ほか)

出版社・メーカーコメント

首都・東京の歴史の地理や地名、地図に隠された意外なエピソードを紹介。観光するだけではわからない、意外な東京の魅力が満載!

著者紹介

谷川 彰英 (タニカワ アキヒデ)  
1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。東京教育大学(現筑波大学)教育学部に進学し、同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、定年退職と同時に地名作家に転身し、第二の人生を歩む。2019年、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されるも執筆を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)