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水墨の詩

アジアと芸術叢書

出版社名 鳳書院
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-87122-209-9
4-87122-209-8
税込価格 2,970円
頁数・縦 173P 20cm

商品内容

要旨

仏教、日本の祭礼をモチーフに描いてきた水墨画家・傅益瑤。初の作品エッセー集。

目次

1章 中国で過ごした日々(文の重み
母からの教え
周総理の願い
嵐が与えてくれたもの)
2章 留学生として日本へ(第二の人生のスタート
富士を描く
水墨画と日本画
線の賛歌
水墨画ルネサンス)
3章 水墨画の可能性を拓く(神々との戯れ
誓願の力
仏教東漸図
円仁入唐求法巡礼図
慈悲の雨
迷いと悟り
円熟の美)

出版社・メーカーコメント

あなたはまだ傅益瑶を知らない?!−−水墨画家・傅益瑶(ふ・えきよう)の初の作品エッセー集。父は中国画壇の巨匠・傅抱石。幾多の風雪を越えて日本に留学。平山郁夫氏、塩出英雄氏といった名だたる画家に薫陶を受け、中国伝統文化を礎に、水墨画の新境地を拓いてきた。比叡山延暦寺、鶴岡八幡宮をはじめ各地の寺社に絵を多数奉納するほか、松尾芭蕉シリーズ、日本の祭りシリーズ、小林一茶シリーズなど、独自の世界観を築いている。「老」の喜びを知る人は終わらない青春を生きる。人生の円熟の美と中国の伝統文化の神髄に触れる一冊。〈内容〉はじめに1章 中国で過ごした日々文の重み/母からの教え/周総理の願い/嵐が与えてくれたもの2章 留学生として日本へ第二の人生のスタート/富士を描く/水墨画と日本画/線の賛歌/水墨画ルネサンス3章 水墨画の可能性を拓く神々との戯れ/誓願の力/仏教東漸図/円仁入唐求法巡礼図/慈悲の雨/迷いと悟り/円熟の美傅益瑶用印略年譜主な奉納先おわりに〈著者プロフィール〉傅益瑶(ふ・えきよう) 水墨画家。1947年、中国・江蘇省南京市に、傅抱石の第五子として誕生。79年、国費留学第一期生として来日。創価大学で日本語を学ぶ。81年には武蔵野美術大学大学院で塩出英雄氏に師事。83年、東京藝術大学平山郁夫研究室に入り、研究生として敦煌壁画の研究と日本画を学ぶ。ニューヨークの国連本部や 中国美術館をはじめ、国内外で個展を数多く開催し、テレビ番組にも出演。中国国務院から「第5回中華之光賞」、日本政府から令和3年度「文化庁長官表彰」が授与されている。

著者紹介

傅 益瑤 (フ エキヨウ)  
水墨画家。1947年、中国江蘇省南京市に、中国画壇の巨匠・傅抱石の第五子として生まれる。79年、中国教育部派遣の国費留学第一期生として来日、創価大学で日本語を学ぶ。81年、武蔵野美術大学大学院で塩出英雄氏に師事。83年、東京藝術大学平山郁夫研究室に入り、研究生として敦煌壁画の研究と日本画を学ぶ。ニューヨークの国連本部や中国美術館をはじめ、国内外で個展を開催してきた。NHK Eテレ「趣味百科」の講師のほか、NHK「日曜美術館」で三度取り上げられた。長年の国際的活動がたたえられ、中国国務院から「第五回中華之光賞」、日本政府からは令和三年度「文化庁長官表彰」が授与されている。今後、シカゴ美術館などでも個展が予定されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)