幕末の合巻 江戸文学の終焉と転生
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2024年2月 |
ISBNコード |
978-4-00-061628-7
(4-00-061628-5) |
税込価格 | 12,100円 |
頁数・縦 | 351,5P 22cm |
商品内容
要旨 |
合巻は、近世の出版文化と命運をともにした最後の江戸文学であった。しかしながら、幕末期に人気を博した『児雷也豪傑譚』は、他のメディアへの「転生」を多彩に成し遂げることで、広く近現代の娯楽文化のなかに生き続けた。古典と近現代を架橋する合巻の様相を多角的に描き出し、文学研究の新たな地平をひらく論文集。 |
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目次 |
第1部 合巻を読むために(合巻の流れ―文化期から天保期まで |
出版社・メーカーコメント
合巻は、近世の出版文化と命運をともにした最後の江戸文学であった。幕末期に人気を博した『児雷也豪傑譚』は、他のメディアへの「転生」を多彩に成し遂げることで、広く近現代の娯楽文化のなかに生き続けることができた。古典と近代を架橋する合巻の様相を多角的に描き出すことから、文学研究の新たな地平をひらく。