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AI医療革命 ChatGPTはいかに創られたか

出版社名 ソシム
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8026-1433-7
4-8026-1433-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 285P 21cm

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要旨

2022年11月にOpenAIがChatGPTを公開して1年以上が経過し、人々がその能力に驚きつつどのような基本姿勢で向き合うかを模索する、といったフェーズはとうに過ぎている。2023年3月に、はるかに強力なGPT-4がリリースされたこともあり、ビジネスや医療などの個別領域にどう使うか、という議論に移ってきているようだ。
本書では、GPT-4とその医療への応用について、開発初期からプロジェクトに関わってきた3人の著者が、GPT-4やその初期バージョンのDavinci3とのリアルな対話(プロンプトと回答)を事例として散りばめながら、深い洞察を提供している。GPT-4は、広い範囲で医療に協力できる初めての「汎用的な人工知能」であり、これまでのAIシステムではなし得なかった、たとえば因果関係の推論のシミュレートなども行うことができ、人間の医療従事者、そして患者の心強いパートナーとなることが大いに期待できるようだ。
著者のピーター・リー氏はマイクロソフトのリサーチ&インキュベーション担当コーポレート・バイスプレジデント。アイザック・コハネ氏はハーバード大学医学部生物医学情報学科の初代学科長。キャリー・ゴールドバーグ氏は長年にわたり、医療費からゲノム研究まで幅広いテーマを取材してきた医療・科学ジャーナリストである。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年3月6日]

商品内容

要旨

開発初期からプロジェクトに参加した著者らが、医療AIの可能性と成長性を解き明かす。

目次

1 ファーストコンタクト
2 機械からの薬
3 大きな疑問:それは「理解」しているのか
4 信頼はしても検証はしない
5 AIで拡張された患者
6 もっとはるかに:数学、コーティング、ロジック
7 究極のペーパーワークシュレッダー
8 より賢いサイエンス
9 安全第一
10 リトルブラックバッグ