• 本

郡衙遺跡からみた地方支配

考古学選書 5

出版社名 同成社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-88621-930-5
4-88621-930-6
税込価格 6,600円
頁数・縦 265P 22cm

商品内容

要旨

郡衙遺跡を中心に、地方官衙の構造と展開の様相を考古学的に検証。特に交通や仏教・祭祀との深い関わり、正倉の実態について重点的に論究し、律令国家の地方支配の実相に迫る。

目次

序章 本書の構成
第1章 国郡制に関する考古学的研究(郡衙の研究
官衙と道路・条里)
第2章 地方官衙遺跡に関わる事例検討(東国の地域支配と郡衙
那須官衙遺跡の検討
郡垣遺跡と郡衙移転
橘樹官衙遺跡群の検討
鳥取県石脇第3遺跡と笏賀駅
横江荘遺跡の検討)
第3章 郡衙正倉に関わる諸問題(法倉の研究
坂東における倉の特質
考古学からみた義倉の一考察)
終章 郡衙研究の成果と課題

著者紹介

大橋 泰夫 (オオハシ ヤスオ)  
1959年、栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在、島根大学法文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)