• 本

解禁随筆集

出版社名 鳥影社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-86782-055-1
4-86782-055-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 234P 20cm

商品内容

要旨

ひとりの女人として正直に物を言いキャンセルされた反米文学者のその後。

目次

S倉、思考の場所/架空の土地―ジェンダー批判に至る長き道のり
藤枝静男論 会いに来てくれた―「季刊文科」でしか読めない、文学賞の内側とジェンダー批判
川上亜紀論 知らなかった『チャイナ・カシミア』解説―文壇から隠された希有な新人の記憶
これ?二〇一九年の蒼生の解説です―最高裁判決勝訴により収録可能に解禁
反逆する永遠の権現魂―金毘羅文学論序説―右の判決を読んでなんとなく実名入りに改訂、柄谷名指し批判も解禁にしてみました
続報『女肉男食 ジェンダーの怖い話』―言うまでもない反ジェンダー全開!書き下ろしで解禁に
十八歳または二十歳になる猫―「差別作家の猫」と言われた猫の近況、と解禁待ち部分について

著者紹介

笙野 頼子 (ショウノ ヨリコ)  
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。11年から16年まで立教大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)