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ゲノム裁判 ヒト遺伝子は誰のものか

出版社名 みすず書房
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-622-09679-5
4-622-09679-X
税込価格 4,950円
頁数・縦 474,52P 20cm

商品内容

要旨

特許を持つバイオ企業。遺伝子検査の適正な価格を求める患者。基礎研究への影響を懸念する研究者。新しい科学への法律判断に携わる判事。そして、「遺伝子の所有権」という発想に疑問を抱く人たち。ステークホルダーたちの利害関係、信念、そして法理が複雑に絡み合う。世界じゅうが注目した裁判の内幕。「ヒト遺伝子に特許は認められるのか?」2013年、アメリカ。合衆国最高裁は、この問いに歴史的判断を下した―。徹底的な取材に基づいた法廷ノンフィクション!

目次

1 訴訟を起こす(誰を訴える?
らせんの中の世界
遺伝子の女王 ほか)
2 法廷へ(有力者
SDNY
ニワトリと卵 ほか)
3 アメリカ最高位の裁判所(デジャヴ
エアフォース1
友の証 ほか)

著者紹介

コントレラス,ジョージ L. (コントレラス,ジョージ L.)   Contreras,Jorge L.
ユタ大学法学教授およびヒト遺伝学兼任教授。知的財産法と科学政策に加え、遺伝学とゲノム科学に関する法律について、研究・教育を行っている。アメリカ政府諮問委員会の委員として、連邦議会で特許法に関する証言を行った経験がある
上原 直子 (ウエハラ ナオコ)  
翻訳家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)