• 本

データエンジニアリングの基礎 データプロジェクトで失敗しないために

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-8144-0065-2
4-8144-0065-9
税込価格 4,400円
頁数・縦 386P 24cm

商品内容

要旨

データエンジニアリングとは、組織内外で日々生成されるデータを蓄積し分析するためのデータシステムを構築し維持管理することであり、急速に注目を集めている分野です。近年ではデータエンジニアリングを支えるツールやクラウドサービスが成熟し、組織へのデータ利活用の導入は容易になりましたが、明確な指針のないままデータシステムの構築を進めると費用と時間を無駄に費やすことになります。本書は「データエンジニアリングライフサイクル」を軸にデータシステムの要件を整理することで、組織の「データ成熟度」に応じたデータシステム構築の指針を与えます。またデータエンジニアの立ち位置を明確にし、組織内でデータエンジニアが果たすべき役割を示します。

目次

1部 データエンジニアリングの基礎と構成要素(データエンジニアリング概説
データエンジニアリングライフサイクル
適切なデータアーキテクチャの設計
データエンジニアリングライフサイクルにおけるテクノロジの選択)
2部 データエンジニアリングライフサイクルの詳細(ソースシステムにおけるデータ生成
ストレージへの保存
データ取り込み
クエリ、データモデリング、変換
アナリティクス、機械学習、リバースETLへのデータの提供)
3部 セキュリティとプライバシー、およびデータエンジニアリングの未来(セキュリティとプライバシー
データエンジニアリングの未来)
付録A シリアライズと圧縮技術の詳細
付録B クラウドのネットワーク

出版社・メーカーコメント

データエンジニアリングを理解しデータリテラシーを飛躍的に向上させる!データビジネスは収益を生むとして、多くの企業が参入し、さまざまなツールが投入されています。しかし、目的や手段を正しく評価できないと、適切な結果を得られず、時間とお金を無駄にするだけです。本書では、受注側にとっては、顧客の目的を正しく理解し、適切なツールを選択した上で、組織や顧客のニーズに応えるシステムを構築する方法を、発注側にとっては、受注側のいいなりにならないように、目的を明確にして正しい知識を身につけることの重要性を学ぶことができます。

著者紹介

ライス,ジョー (ライス,ジョー)   Reis,Joe
ビジネス指向の強いデータオタク。データ業界で20年以上にわたり、統計モデリング、予測、機械学習、データエンジニアリング、データアーキテクチャのほか、データに関するほとんどすべてに関わる。ユタ州ソルトレイクシティに本拠を置く、データエンジニアリングとアーキテクチャのコンサルティングを行うTernary DataのCEO兼共同創業者。また、複数のテクノロジグループでのボランティアや、ユタ大学で講義を行う
ハウスリー,マット (ハウスリー,マット)   Housley,Matt
データエンジニアリングコンサルタント兼クラウドのスペシャリスト。少年時代にLogo、Basic、6502アセンブリでプログラミングを経験後、ユタ大学で数学の博士号を取得した。卒業後、データサイエンス業界で働き始め、最終的にはクラウドベースのデータエンジニアリングが専門となる。共著者のJoe ReisとTernary Dataを設立。教師としての経験を生かし、未来のデータエンジニアの育成と、堅牢なデータアーキテクチャについてのアドバイスを行う。MattとJoeは、The Monday Morning Data Chat(ポッドキャスト、YouTube)でデータに関わるあらゆることを解説している
中田 秀基 (ナカダ ヒデモト)  
博士(工学)。産業技術総合研究所において分散並列計算、機械学習システムの研究に従事。筑波大学連携大学院教授。極真空手弐段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)