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ガザ紛争の正体 暴走するイスラエル極右思想と修正シオニズム

平凡社新書 1055

出版社名 平凡社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-582-86055-9
4-582-86055-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 247P 18cm

商品内容

要旨

二〇二三年一〇月七日、ハマスのガザ攻撃により、多数の犠牲者が出たイスラエル。一見すれば、パレスチナ側の暴挙とも受け止められるが、ガザ地区やその周辺地域でのパレスチナ人が置かれる、「アパルトヘイト」に通じる差別・虐待の実態からは、起こるべくして起きた、ガザ紛争の正体が見えてくる。極右政党によって暴走するイスラエル政府による、非人道的支配の実態を明らかにする!

目次

第1章 イスラエルの過激な行動の歴史的背景
第2章 イスラエルの極右と修正シオニズムの思想
第3章 アメリカで生まれた「ユダヤのナチズム」と形容されるカハネ主義
第4章 排除・殺戮の論理―シオニズムというナショナリズムの史的展開
第5章 イスラエル極右とは異なるユダヤ教の本質
第6章 意図的に民間人や病院・学校を攻撃するイスラエルの軍事ドクトリン
第7章 右傾化するイスラエルと、リベラル化するアメリカ
第8章 イスラエルの極右主義は中東イスラーム世界の大変動をもたらすか?
第9章 パレスチナ和平に世界の世論の後押しが求められている

出版社・メーカーコメント

2023年10月からのイスラエルとハマスの対立は、イスラエル極右勢力の非人道的な行為が発端となる。真実を知るための緊急出版!

著者紹介

宮田 律 (ミヤタ オサム)  
1955年山梨県生まれ。現代イスラム研究センター理事長。83年慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程(歴史学)修了。専攻はイスラム地域研究、国際政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)