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システムズアプローチで考える「発達障がい」 関係性から丸ごと支援する

出版社名 金子書房
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7608-2694-0
4-7608-2694-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 130P 21cm

商品内容

要旨

本人、家族、関係者を包括する支援の提示。当事者とその家族にフォーカスするだけでなく、関係性の中に問題を改善する有効なかかわりを見つけ、そこから解決をはかる考え方と実践の紹介。

目次

第1章 システム論から見た発達支援(発達障がいに関する社会的概観
システムズアプローチから見た神経発達症への支援
システムズアプローチでは障害をどうとらえているのか)
第2章 システム支援者になるための初めの一歩―変えられるのは自分だけ(システムの小さな単位
関係システム
時間システム
おわりに)
第3章 現場でシステムを見るための考え方と実践(システム論独自の「ものの見方」
システム論を実践に応用するためのガイドライン
システムズアプローチによる実践の応用編)
第4章 システムズアプローチによる支援の事例(小学校1年女児ミサキさんの母親の事例―「担任が配慮してくれないと感じている」
小学校4年男児ショウタさんの母親の事例―「ADHDと診断されたけど…」 ほか)
第5章 発達支援の前提への挑戦―一般的な発達障がいの当事者への新たな対応指針にむけて(「知能検査」は何を明らかにしているか
「検査が必須」という場合の前提の差
「親教育」の「親」についての言われなき前提
療育訓練は、「個別のプログラムである」という神話)

著者紹介

吉川 悟 (ヨシカワ サトル)  
龍谷大学心理部教授。公認心理師、臨床心理士、家族心理士、医療心理士。学会は、日本家族療法学会・元副会長、日本ブリーフサイコセラピー学会・元会長など
赤津 玲子 (アカツ レイコ)  
龍谷大学心理学部教授。公認心理師、臨床心理士、認定スーパーヴァイザー(日本家族療法学会)。学会は、日本ブリーフサイコセラピー学会・常任理事など
志田 望 (シダ ノゾム)  
龍谷大学心理学部講師。公認心理師、臨床心理士。学会は、日本心理臨床学会、日本家族療法学会、日本ブリーフサイコセラピー学会など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)