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吃音ドクターが教える「なおしたい」吃音との向き合い方 初診時の悩みから導く合理的配慮

出版社名 学苑社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7614-0852-7
4-7614-0852-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 104P 21cm

商品内容

要旨

32の事例を通して吃音と向き合う。吃音ドクターは外来で何を考え、どのように対応しているのか。これまでに600名以上の吃音のある人を診察してきた著者による支援方法を紹介する。

目次

第1章 基礎編 「なおしたい」という背景(原因の誤解(1) 今まで吃音がなかったので、なおしたい
原因の誤解(2) 愛情不足が原因だから、なおしたい
原因の誤解(3) 祖父母が「なおしなさい」と言うので、なおしたい
自然回復のエビデンス 多くの人がなおるから、なおしたい
からかいの解決法 吃音をからかわれるから、なおしたい ほか)
第2章 実践編 吃音のリアル体験談とその対応(幼児(1) 挨拶を反復練習
幼児(2) 親の不安
幼児(3) 吃音が出ると泣いてしまう
小学1年生(1) 吃音の原因は母親?
小学1年生(2) 口を押さえて話す ほか)

著者紹介

菊池 良和 (キクチ ヨシカズ)  
九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教。医師。医学博士。中学1年生の時に、「吃音の悩みから救われるためには、医者になるしかない」と思い、猛勉強の末、鹿児島ラ・サール高校卒業後、1999年九州大学医学部に入学。医師となり、研修医を2年間終えた後、2007年に九州大学耳鼻咽喉科に入局。2008年より九州大学大学院に進学し臨床神経生理学教室で、「脳磁図」を用いた吃音者の脳研究を行い、今まで4度国内外での受賞をしている。2023年アメリカの吃音研究者との共同研究で、南カリフォルニアに4ヶ月留学。医師の立場で吃音の臨床、教育、研究を精力的に行っている吃音の第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)