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天空を旅する星空図鑑 美しい星図を眺めながら神話と芸術と科学の歴史を楽しむ

出版社名 翔泳社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7981-8355-8
4-7981-8355-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 207P 26cm

商品内容

要旨

天文学者らは、どのように宇宙の秘密を解き明かそうとしていたのか―。古代から、人類は空の観察と研究、表現に挑んできた。満点の星空に驚嘆し、科学的な説明を試みて、神話の要素を用いながら天空を描いた。16世紀以降になると、星図は至高の名作の数々が生み出され、19世紀に、望遠鏡の技術の進歩により現代的な制作が可能になるまでは、芸術と科学を融合させた、美しい「星図の黄金時代」が築かれた。

目次

ペーター・ビエネヴィッツ・アピアン
『皇帝天文学』(1540)
ヨハン・バイエル
『ウラノメトリア』(1603)
ユリウス・シラー
『キリスト教星図』(1627)
アンドレアス・セラリウス
『大宇宙の調和』(1660)
ヨハネス・ヘヴェリウス
『プロドロムス・アストロノミア』(1690)
ジョン・フラムスティード
『天球図譜』(1729)
ヨハン・ガブリエル・ドッペルマイヤー
『新編星図』(1742)
ヨハン・エレルト・ボーデ
『ウラノグラフィア』(1801)
アレクサンダー・ジェイミソン
『ジェミーソン星図』(1822)
『ウラニアの鏡』(1824)
イライジャ・ヒンスデール・バリット
『宇宙の地理学』(1833)

出版社・メーカーコメント

16〜19世紀、それは星図の黄金時代ーー歴史上の偉大な天文学者、哲学者や芸術家、地図制作者らは、どのように宇宙や星座を「星図」にしてきたか。ロマン溢れる空想や神話、芸術と科学の融合を、眺めて楽しむビジュアルブック。古代から人類は宇宙の秘密を解き明かそうと、夜空の観察と研究、表現に挑んできました。満点の星に驚嘆し、科学的な説明を試みて、神話の要素を用いながら天空を描き続けたのです。16世紀以降になると、星図は至高の名作の数々が生み出されました。19世紀に、望遠鏡の技術の進歩によって現代的な星図制作が可能になるまでは、美しく珍しい、芸術と科学的知識を融合させた星座早見盤が描かれていました。本書は、そんな16〜19世紀の「黄金時代」に描かれた貴重な星図と共に、それを描いた天文学者や芸術家らが、当時どのように地球外の現象を解釈していたか、宇宙の研究に心血を注いだ人生についても紹介します。神話や叙事詩に影響を与えた有名な星図なども掲載し、星座や神話、占星術、天文学ファンはもちろん、自由研究や、様々な物語やキャラクター創作にも役立つ1冊です。

著者紹介

パーシヴァルディ,エレナ (パーシヴァルディ,エレナ)   Percivaldi,Elena
1973年ミラノ生まれ。中世研究者、エッセイスト。2002年からプロのジャーナリストとして「Medioevo」やBBCヒストリー、「Storie di Guerre e Guerrieri」、「Conoscere la Storia」などの上質な定期刊行物に協力。歴史やアート、考古学のニュースレター「Storie & Archeostorie」の編集を行い、自身の調査コンサルタント事務所パーシヴァル・アルケオストリアより刊行している。イタリア内外での会合や会議にも数多く登壇。2009年度中世イタリア賞を受賞した
マッケンジー,シカ (マッケンジー,シカ)  
関西学院大学社会学部卒業。フリーランスの通訳者、翻訳者。ロサンゼルスで俳優活動後、東京俳優・映画&放送専門学校勤務。2020年にフロリダ州認可単科大学Barbara Brennan School of Healingプロフェッショナルスタディーズ課程修了。現BHSブレナンヒーリングサイエンスプラクティショナー。陸上自衛隊予備自衛官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)