無限の王 ジョジョの奇妙な冒険
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2024年4月 |
ISBNコード |
978-4-08-790166-5
(4-08-790166-1) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 365P 20cm |
書店レビュー
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- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
ジョセフの師にして波紋使いリサリサ!波紋からスタンドへ!第二部と第三部の狭間を描くジョジョ外伝。エリザベスジョースターは中南米のジャングルで恐ろしい能力を引き出すという〈矢〉に遭遇するッ!
(2025年3月17日)
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無限の王 ジョジョの奇妙な冒険
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
この小説は「宝島」で直木賞を受賞した真藤順丈が、荒木飛呂彦のオリジナルコンセプトから生み出した“ジョジョの奇妙な冒険”のスピンオフ作品なのだ。先ずは表紙の黒バックに赤く光る荒木飛呂彦のカッコいいイラストが目に飛び込んでくる。どこかダークな雰囲気ながら躍動感漂う文体には、漫画とはひと味違った醍醐味が感じられる。読み進むうちに胸がざわつき、熱くなり、没頭してしまう。
漫画のファンはもちろんだが、ジョジョはじめましての読者も楽しめる作品だ。(2024年5月19日)
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出版社・メーカーコメント
ジョセフ・ジョースターの〈波紋〉の師・リサリサが、スピードワゴン財団を従えて、中南米のジャングルを舞台に〈スタンド〉の起源をめぐる冒険へと旅立つ! 第二部と第三部の狭間に秘められた〈波紋〉から〈スタンド〉へと至るその神話を、直木賞を受賞した傑作小説『宝島』の著者・真藤順丈が中南米の香りを纏わせた魔術的文体で描くジョジョ外伝!リサリサを軸に展開される波紋バトル、そして新たなる力を持つ敵との遭遇。彼女の旅にはスピードワゴン財団をはじめ縁深い人物たちが結集し、物語はすべてを圧倒するような驚愕のラストへ! 「JOJO magazine」にて好評連載された内容に著者自ら言葉を繊細に磨いて新たな息吹を注ぎ、リサリサのその勇姿を「エイジャの赤石」のように赤々と輝く豪華装丁で魅せる、ファン必読のノベライズ!!一九七三年、グアテマラ。街が聖週間の祝祭で大いに沸き立つ中、その陰で〈見えざる銃弾〉による謎めいた連続殺人が恐怖の影を落としていた。この不可解な事態にスピードワゴン財団が調査に乗り出す。老いを重ねながらもその精神は不屈、財団顧問にして無双の〈波紋使い〉エリザベス・ジョースター、通称リサリサは、血気に満ちた若者オクタビオと慈悲深い心を持つ青年ホアキンを伴って未知なる力を追う。そこで彼らが目にしたのは〈波紋〉とは一線を画す〈驚異の力〉だった。中南米のどこかに潜む首謀者が特殊な〈矢〉を使って、この恐ろしい能力を引き出しているというのだ。彼らの旅はペルーからブラジルを経て、ついには神秘に包まれたジャングルの最も深くへと至り、そこでリサリサはある〈奇跡〉と邂逅する…。【著者略歴】真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)1977年東京都生まれ。2008年『地図男』で第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。荒木飛呂彦(あらき・ひろひこ)1960年宮城県生まれ。1980年『武装ポーカー』で第20回手塚賞に準入選し、同作で週刊少年ジャンプにてデビュー。1986年から連作を開始した『ジョジョの奇妙な冒険』は世界的な人気を誇る。その他の作品に『岸辺露伴は動かない』シリーズ、『魔少年ビーティー』『バオー来訪者』などがある。