世界の論争問題教育 閉ざされた領域をどう考えるか
出版社名 | 東信堂 |
---|---|
出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-7989-1874-7
(4-7989-1874-1) |
税込価格 | 5,720円 |
頁数・縦 | 403P 21cm |
商品内容
要旨 |
新たな市民性教育をめざすべく、「中立的」に講論することは可能か!?歴史事件や社会正義をめぐる論争的な問題は、歴史修正主義や陰謀論、フェイクニュースも入り混じった情報がSNSなどを媒介して流布される今日、理解する上でより複雑なものとなっている。同時に、論争的問題は正/不正の二項だけではなく、政治的・社会的・宗教的ほか様々な理由によってそもそも議論自体が許されない「閉ざされた領域」にある場合も多々ある。本書は、各国の教育現場で行われている論争的問題の教育の中で、いかにカリキュラムや授業内で「中立性」「客観性」を担保しているのか、それぞれの教育実践を鳥瞰する。よりよい市民性教育に向けた第一歩を後押しする教職員・学生必読の一冊! |
---|---|
目次 |
オーストラリアにおける確実性なき航海:教員志望者と共に論争問題を教えることで知的な市民性を育成する |