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正岡子規スケッチ帖

岩波文庫 31−013−14

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-00-360047-4
4-00-360047-9
税込価格 924円
頁数・縦 202P 15cm

商品内容

要旨

子規の絵は味わいある描きぶりの奥に気魄が宿る。子規にとって絵を描くことは病床の慰めや楽しみ以上の、生きるよすがであった。最晩年の三か月に描き、『菓物帖』『草花帖』『玩具帖』と題してまとめられた画帖をフルカラーで収録。子規の画論も併載。

目次

第1部 子規のスケッチ帖(『菓物帖』
『草花帖』
『玩具帖』)
第2部 子規の絵画観(「明治二十九年の俳句界」より

『病牀六尺』より)
第3部 子規の絵をめぐって(寒川鼠骨「子規居士の絵―「菓物帖と草花帖」」
寒川鼠骨「解説と回顧」
下村為山「子規氏の絵」
夏目漱石「子規の画」)

出版社・メーカーコメント

「写生は多くモルヒネを飲みて後やる者と思へ」。子規の絵は味わいある描きぶりの奥に気魄が宿る。子規にとって絵を描くことは病床の慰めや楽しみ以上の、生きるよすがであった。最晩年の三か月に描き、『果物帖』『草花帖』『玩具帖』と題してまとめられた画帖をオールカラーで収録。漱石、鼠骨ら、子規の絵をめぐる文章を併載する。