• 本

成長を支援するということ 深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則

出版社名 英治出版
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-86276-338-9
4-86276-338-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 333P 19cm

商品内容

要旨

他者に目を向け、誠実に助けることによって、自分の家族から、チームから、組織から、コミュニティから発する形でよりよい未来をつくりだせる。私たちが本書で差しだすのは、学びたい、変わりたいと願う人々の気持ちをうまくとらえ、より思いやりのあるやり方で自分や他者をやる気にさせる術である。人が変化するとき必要なのは、ともに「夢」を見ることだ。部下、同僚、子ども、生徒、患者…成長を願う相手の情熱やビジョンを呼び起こし、人生を通じた変容を本気で支援するための、理論と実践の書。

目次

1 支援の本質―他者が学び、成長するのを真に助けるには
2 インスピレーションを与える対話―一番大事なことを発見する
3 思いやりのコーチング―持続する望ましい変化を呼び起こす
4 変化への渇望を呼び起こす―喜び、感謝、好奇心に火をつける問いかけ
5 生存と繁栄―脳内の戦い
6 パーソナルビジョンの力―単なるゴールにとどまらない夢
7 共鳴する関係を育む―ただ聞くより、深く耳を傾ける
8 コーチングや助けあいの文化を築く―組織変革への道筋
9 コーチングに適した瞬間を感じとる―チャンスをつかめ
10 思いやりの呼びかけ―夢への招待状

出版社・メーカーコメント

人が変わろうとするとき本当に必要なのは、問題の「解決」ではなく、ともに「夢」を見ることだ。部下、同僚、子ども、生徒、患者……成長を願う相手の情熱やビジョンを呼び起こし、人生を通じた変容を本気で支援するための、理論と実践の書。「ついに出た。どうすれば他者を助けられるか?という重要な問いの科学的な答えが」ーー ダニエル・ゴールマン(『EQ こころの知能指数』著者)

著者紹介

ボヤツィス,リチャード (ボヤツィス,リチャード)   Boyatzis,Richard
ケース・ウェスタン・リザーブ大学ウェザーヘッド経営大学院組織行動学、心理学、認知科学教授。MIT卒業後、1973年ハーバード大学で博士号取得(社会心理学)。国際的なESADEビジネススクールの非常勤教授でもある。2012年と2014年にHRマガジン誌で「最も影響力のある国際的思想家」第9位にランクされた
スミス,メルヴィン L. (スミス,メルヴィン L.)   Smith,Melvin L.
ケース・ウェスタン・リザーブ大学ウェザーヘッド経営大学院組織行動学教授およびエグゼクティブ教育部門のディレクター(エレン・ヴァン・オーステンと共同)。現在、GSAECの理事長も務める。カナダ、ドバイ、インド、ニュージーランド、スコットランド、スペイン、トリニダードのエグゼクティブとの協働に加え、米国の数多くの組織に対して定期的に研修・教育サービスを提供している
ヴァン・オーステン,エレン (ヴァンオーステン,エレン)   Van Oosten,Ellen
ケース・ウェスタン・リザーブ大学ウェザーヘッド経営大学院組織行動学の准教授。2014年にリチャード・ボヤツィス、メルヴィン・スミスとともに設立したコーチング・リサーチ・ラボのディレクターでもあり、コーチング分野の研究を推進している
和田 圭介 (ワダ ケイスケ)  
KDDI(株)で体験したアジャイル変革を日本全体へ広げるため、上場企業を中心にスクラムの導入によるアジャイル変革を支援してきた。合同会社Unlockを設立し、スクラムとコーチングの普及を通じて、ひとりひとりの幸福と組織のイノベーションが両立する社会の実現を目指している
内山 遼子 (ウチヤマ リョウコ)  
(株)リクルート、(株)グロービスを経て、Scrum Inc.Japanにてアジャイルコーチとして顧客の現場から経営陣までコーチングを実施。人や組織の可能性を最大限に引き出すことを人生のミッションとし、コーチング研修とエグゼクティブ・コーチングを提供する合同会社Unlockを設立
高山 真由美 (タカヤマ マユミ)  
東京生まれ。翻訳者。訳書にポール・タフ『成功する子 失敗する子』『私たちは子どもに何ができるのか』、ジェニファー・ペトリリエリ『デュアルキャリア・カップル』(以上、英治出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)