モラル・バウンダリー ケアの倫理と政治学
| 出版社名 | 勁草書房 | 
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| 出版年月 | 2024年4月 | 
| ISBNコード | 978-4-326-30344-1 (4-326-30344-1) | 
| 税込価格 | 3,960円 | 
| 頁数・縦 | 222,49P 22cm | 
商品内容
| 要旨 | ケアという実践を通して、政治と社会と道徳・倫理を総合し、私たちの社会に新たな価値の姿を提示する。哲学・倫理学、心理学、政治学、フェミニズムといった広範な分野の研究をもとに、ケアをあらゆる人間の生や活動として拡張する。現在のケアの倫理の理論的土台となり、刊行後30年を経てもなお評価され続ける著作をついに邦訳。 | 
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| 目次 | 第1部 序論(道徳の境界と政治的変化) | 



出版社・メーカーコメント
道徳性をめぐる議論におけるジェンダーに関する問題を明らかにし、ケアの政治学に関する考察を行った最初の体系的な著作を邦訳。トロントは政治理論・政治哲学の学問的系譜においてケアの倫理を論じ、ケアの政治理論を確立した先駆的人物である。ケアの倫理をめぐる議論は、母子関係を起点にケアを女性と関連づけるところからスタートしたが、本書はケアをあらゆる人間の生や活動として拡張し、現在のケアの倫理の理論的土台を形作るものと評価されている。 【原著】Joan CTronto, Moral Boundaries: A Political Argument for an Ethic of Care (Routledge, 1993)