心は機械で作れるか
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-326-10340-9
(4-326-10340-X) |
税込価格 | 4,840円 |
頁数・縦 | 334,39P 21cm |
商品内容
要旨 |
心が因果法則に従う一種の機械なら、「表象する」という性質はどう理解されるのか。両立しがたい要素を含む心という現象を分析哲学のお手本とも言うべき緻密な議論によって探究する心の哲学の入門書!旧邦訳を引き継ぎつつ、原著第3版に沿って新たに刊行。 |
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目次 |
「機械としての心」という見方を導入する |
出版社・メーカーコメント
心は物質的な世界にどう組み込まれているのか。心が因果法則に従う一種の機械なら、何かを表象するという性質はどう理解されるのか。心は何かを表象するという性質(志向性)を持つが、因果関係が存在するもの同士の関係であるなら、存在しないものを表象できるという志向性の特徴は因果関係では説明できない。両立しがたい要素を含む心という現象を、分析哲学の見本と言うべき精緻な議論によって探究する名著。旧邦訳を引き継ぎつつ、原著第3版に沿って新たに刊行。【原著】Tim Crane, The Mechanical Mind: A Philosophical Introduction to Minds, Machines and Mental Representation, Third Edition (Routledge, 2016)