つくられた天才 ベートーヴェンの才能をめぐる社会学
出版社名 | 春秋社 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-393-93210-0
(4-393-93210-2) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 389,39P 20cm |
商品内容
要旨 |
“孤高の天才”とされるベートーヴェンの評価を、「音楽家を取り巻く環境」から考証する。18世紀末の音楽趣味の変化、パトロン貴族からの受容、ハイドンとの師弟関係、同世代のライバル作曲家たちとの差異…。作曲家に成功への道を切り開くのは、いつも自身の才能だけとは限らない。ベートーヴェンを「フリーランスとして成功した先駆的作曲家」としてではなく、さまざまな人脈や戦略を駆使して社会的な成功を勝ち取った作曲家として解釈する。 |
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目次 |
第1章 ベートーヴェンと社会的アイデンティティ |
出版社・メーカーコメント
作曲家に成功への道を切り開くのは、才能だけとは限らない−−。〈孤高の天才〉とされるベートーヴェンの評価を、18世紀末の音楽趣味の変化やパトロン貴族からの受容、師弟関係、ライバル作曲家たちとの差異といった「音楽家を取り巻く環境」から考証する。