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21世紀型リベラルアーツと大学・社会の対話

JUAA選書 19

出版社名 東信堂
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7989-1904-1
4-7989-1904-7
税込価格 3,410円
頁数・縦 276P 22cm

商品内容

要旨

予測不可能な時代に大学は新しい人材育成に取り組む!VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)と呼ばれる予測不可能な時代に要請される人材・能力育成に向け、各大学で「21世紀型リベラルアーツ教育」が試行錯誤されている現状だ。それを深化発展させるためには、緊密ではなかった大学と企業・社会との間の絶え間ないコミュニケーション・対話が必要だ。大学と企業双方欠落していた問題の綿密な調査と分析を通じて、大学での教育実践内容と企業・社会が求める期待との間にある意見の違いを浮かび上がらせ、両者間の双方向の対話を促したJUAA選書第19弾!

目次

第1部 教養教育・リベラルアーツを巡って(教養教育を巡る議論の流れ―論点と課題
21世紀型リベラルアーツ教育の現状と展望
一般教育の意義と大学に求められる教育)
第2部 調査研究の結果から(アンケート調査(大学)の結果から見えてきたもの
21世紀型リベラルアーツ教育をめぐる大学の取り組み、そのカリキュラムの開発・設計と支援の手立てをめぐって
21世紀型リベラルアーツ教育に関する企業等の評価と期待
21世紀型リベラルアーツ教育に関する企業等へのインタビュー調査結果分析)
第3部 大学・社会の今(大阪大学における新しい時代の能力育成を目指した全学共通教育カリキュラム改革
静岡大学における学士課程教育の共通性と学生の主体的能動的学びへの取り組み
「汎用力」と「教養」を具えた次世代の担い手の育成に向けて―豊田工業大学「次世代文明センター」の取り組み
現代におけるリベラルアーツの追求―全学共通カリキュラムから学士課程統合カリキュラムへ)
第4部 「ブラックボックス化」を超えて―大学教育と社会を巡る座談会記録
第5部 資料編

著者紹介

山田 礼子 (ヤマダ レイコ)  
同志社大学社会学部教授・高等教育・学生研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)