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ハヤブサを盗んだ男 野鳥闇取引に隠されたドラマ

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-314-01206-5
4-314-01206-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 362P 19cm

商品内容

要旨

イギリスはバーミンガムの空港で、稀少なハヤブサの卵を持ち出そうとした男が捕らえられる。取り調べを担当するのは、絶滅危惧種の密輸撲滅を目指す英国野生生物犯罪部の捜査官。ひと筋縄ではいかない犯人との攻防を軸に、卵コレクターや鷹狩り愛好家、ハヤブサレースを楽しむ中東の富裕層の存在など、闇取引の背後にある世界と、各国の野生生物保護の取り組みが臨場感たっぷりに描かれる。これは実際に起きた犯罪の物語であり、壮大な冒険譚であり、最後のページまで息をつかせない―。4大陸を股にかけたハヤブサ泥棒の足跡をたどった国際ジャーナリストによる、手に汗握る一冊。

目次

第1章 空港
第2章 捜査官
第3章 取り調べ
第4章 鷹狩りの系譜
第5章 ローデシア
第6章 リヴァプール
第7章 裁判
第8章 コレクター
第9章 アフリカ・エクストリーム
第10章 ドバイ
第11章 オペレーション・チリー
第12章 逮捕
第13章 英国野生生物犯罪部
第14章 ロンダ渓谷
第15章 刑務所
第16章 パタゴニア
第17章 ハウテン

著者紹介

ハマー,ジョシュア (ハマー,ジョシュア)   Hammer,Joshua
ニューヨーク生まれ。プリンストン大学で英文学を専攻。1988年に「ニューズウィーク」に入社、1992年から2006年まで、5つの大陸で同誌の支局長や特派員をつとめる。現在は「スミソニアン」誌、「アウトサイド」誌、「ニューヨーク・タイムズ」紙、「ナショナルジオグラフィック」誌などに寄稿。『アルカイダから古文書を守った図書館員』(紀伊國屋書店)ほか複数のノンフィクションを発表するとともに、2016年度の全米雑誌賞など、ジャーナリズム関係の賞を多数受賞している
屋代 通子 (ヤシロ ミチコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)