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精神論

近代社会思想コレクション 36

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-8140-0529-1
4-8140-0529-6
税込価格 8,140円
頁数・縦 758P 20cm

商品内容

要旨

人間知性はすべて平等だとする考えが斬新であった時代、エルヴェシウスが読者に語りたかったことは何か?1758年の刊行後、様々な批判にもかかわらず、国外で読み継がれ、功利主義などに深い影響をあたえた本書は、今日なお読者に多くの考えるヒントを与える。

目次

第1論説 精神それ自体について(情念によって引き起こされる誤謬について
無知について
言葉の誤用について)
第2論説 社会との関係における精神について(一般的観念
個人との関係からみた誠実さについて ほか)
第3論説 精神能力は自然の賜物と見なされなくてはならないか、あるいは教育の結果と見なされなくてはならないか(感覚の繊細さについて
記憶力の大きさについて ほか)
第4論説 精神に与えられたさまざまな名称について(天才について
想像力と感情について ほか)

著者紹介

森岡 邦泰 (モリオカ クニヤス)  
大阪商業大学准教授。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士)。専門はフランス思想史
菅原 多喜夫 (スガワラ タキオ)  
四谷シモン・アシスタント。東京都立大学人文学部フランス文学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)