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ヒト心あれば魚心 釣られた魚は忘れない

新・動物記 9

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-8140-0540-6
4-8140-0540-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 263P 19cm

商品内容

要旨

魚は、学ぶ。どうする釣り人。釣り人に人気のタイ、大きな群れで泳ぐアジ、水槽の底に潜むヒラメ、人を見て寄ってくるキンギョ。彼らはいったい何を考え、どんな原理で行動しているのか?魚類心理学に飛び込んだ著者による、追って、釣っての奔走記。

目次

1章 アジと始める学習実験
2章 アジの心変わり
3章 見て学ぶ魚たち
4章 温室育ちの鍛え方
5章 釣られてたまるか
6章 綺麗好きなハゼ
7章 学習を魚に学ぶ

著者紹介

高橋 宏司 (タカハシ コウジ)  
カナダで生まれたのち神奈川県三浦半島で魚と遊びながら育つ。東京水産大学(現東京海洋大学)に進学後、京都大学大学院舞鶴水産実験所に移り、魚と遊びながら学ぶ。学位取得後は同実験所の研究員としてアサリや環境DNAの研究にも関わる。その後、長崎大学水産・環境科学総合研究科、慶應義塾大学法学部生物学教室、京都大学フィールド科学研究教育センターと転々とし、2023年より新潟大学自然科学系・創生学部で働く。魚類を中心とした生物の心理・認知について、行動生態学や動物心理学、水産学に絡めて研究を進めているが、いずれの研究分野も専門家ではなく、専門は魚類心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)