• 本

NHK日本的メディアの内幕

出版社名 地平社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-911256-08-4
4-911256-08-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 212P 19cm

商品内容

要旨

職員数1万人を超える巨大メディア、NHK。税金でも広告でもなく、受信料で支えられているのは、政府と大企業から独立した報道と番組制作のため、のはずだ。だが、その内実はどうなのか。NHKを離れたジャーナリストが実態に迫る。2025年に開局100年を迎える「公共放送」の現在から、あるべき姿を問う。

目次

第1章 「指南書」問題
第2章 NHK政治部とは何か
第3章 NHKという組織、記者という集団
第4章 NHK理事とは何か
第5章 経営委員会とは何か
第6章 セイバンという職種
第7章 NHKにとって「クローズアップ現代」とは
第8章 記者クラブがある巨大メディア
第9章 佐戸未和さんの過労死

著者紹介

立岩 陽一郎 (タテイワ ヨウイチロウ)  
ジャーナリスト。大阪芸術大学短期大学部教授。ネットメディアInFact編集長として、ファクトチェックや調査報道に取り組む。1991年一橋大学卒業。放送大学大学院修士課程修了。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクに従事し、政府が随意契約を恣意的に使っている実態を暴き随意契約原則禁止のきっかけを作ったほか、大阪の印刷会社で化学物質を原因とした胆管癌被害が発生していることをスクープ。「パナマ文書」取材に関わった後にNHKを退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)