人生の扉をひらく鍵 医者の父が息子に綴る
出版社名 | あさま社 |
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出版年月 | 2024年7月 |
ISBNコード |
978-4-910827-03-2
(4-910827-03-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 291P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 医師として「いのちの現場」で働くためには、いくつもの難関を突破して、次のステージに移ることが要求される。医学部受験、進級試験、卒業試験、国家試験などだ。医師となった後も、さまざまな選択をしながら「人生の扉」を開けていかなければならない。どんな心構えや思考が、扉を開ける「鍵」となるのか。本書では、ベストセラー小説でドラマ化もされた『泣くな研修医』の作者であり、現役外科医でもある著者が、自伝的エッセイと、息子に宛てた手紙のかたちで、どんな人生にも活かせる「扉をひらく鍵」を明らかにしている。1年に約200件の手術に参加する多忙な外科医としての日々のかたわら小説や手術の教科書を執筆する著者。選択とは、正解を選び取ることではなく「選んだことを正解にするために現実を無理やり捻じ曲げること」だと強調する。著者は1980年神奈川県生まれ。2年間の浪人生活を経て鹿児島大学医学部医学科に入学する。卒業後、がん・感染症センター都立駒込病院外科初期・後期研修を修了、同院大腸外科医師として勤務。2017年2月から福島県高野病院院長、2017年4月から福島県の総合南東北病院外科医長。2021年10月より神奈川県茅ヶ崎市の湘南東部総合病院外科に勤務している。 |
商品内容
要旨 |
苦しいときに読みなさい。ベストセラー医療小説『泣くな研修医』著者による魂のエッセイ。現役外科医が“命の現場”で見いだした後悔のない生き方。 |
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目次 |
第1幕 「何者でもない」君へ―医学生の苦悩(やりたいことは見つかったかい? |
出版社・メーカーコメント
「これは息子への手紙であるとともに、 私の遺書である」 すべて実話! 『泣くな研修医』著者が語る 「いのちの現場」でつかみとった <人生のステージ>を超える鍵 人生にはさまざまなステージがあります。 どうしても行きたい志望校に行けず苦しむ数年間、置かれた場所にまったく馴染むことができず悶える日々。 親や兄弟などの家族が命を落としたり、大切な友人を失ったりして呆然とする季節。 越えられそうにない壁に当たるとき、誰もがみな、こんな段階を経て大人になっていきます。 ひとつのステージを終えて次のところに行く、その間には必ず扉のようなものがあります。 そういった苦しいステージから次のステージへと進むための「人生の鍵」について、この本ではていねいに記しました。 本書は、ベストセラー小説『泣くな研修医』の作者であり、現役外科医として日々メスを握り続ける著者が、異色なキャリアを振りかえり、自身の「何者でもない時代」ーー二十歳で失意のなか鹿児島に渡って、医学生を過ごし、医師となり東京の病院に勤め、やむにやまれず福島県に赴任した時代までーーの失敗からつかみ取った「人生の扉をひらく鍵」について明かします。 人間関係や将来の進路に悩む中高生、社会の荒波に溺れそうな大学生、そして、そういったお子さんを持つすべての親御さんに読んでもらいたい「何者でもない自分が強力な味方に変わる」珠玉の1冊です。 *鹿児島県の新聞である南日本新聞の人気連載「朝の文箱」を大幅加筆。 「ベスト・エッセイ2023」(日本文芸家協会編、光村図書)選出(「間違えてはいけない問題」)を収録。