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国語教科書の近代史 小学校入門教材の変遷を読む

Taishukan国語教育ライブラリー

出版社名 大修館書店
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-469-22284-5
4-469-22284-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

―福沢諭吉、「イエスシ読本」「サクラ読本」「いいこ読本」から現代まで―。私たちはどのように“ことば”と出会ってきたのか。子どもが初めて日本語を学ぶ契機となる、小学校国語の入門教材。その成立・発展の軌跡をたどる。

目次

第1章 近代教育の露払いとしての啓蒙書
第2章 近代公教育の始まり その一―「五十音図」と「単語図」
第3章 近代公教育の始まり その二―『小学読本』と『小学読本』
第4章 国家教育の礎が固まる―検定制度前期の読本
第5章 明治検定中期と後期の民間読本の様相
第6章 第一期国定国語教科書「イエスシ読本」
第7章 第四期国定国語教科書「サクラ読本」
第8章 第五期国定国語教科書「アサヒ読本」
第9章 植民地の「国語」の読本
第10章 戦後教育の出発と第六期国定国語教科書「いいこ読本」
第11章 経験主義国語教育の展開とその終焉
第12章 入門期国語教材の定着と安定
第13章 共生社会の創造に向かう国語教科書

著者紹介

府川 源一郎 (フカワ ゲンイチロウ)  
1948(昭和23)年、東京に生まれる。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。川崎市の公立小学校で普通学級、特別支援学級(ことばの教室)担任の後、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校教諭、横浜国立大学教育人間科学部教授、日本体育大学児童スポーツ教育学部教授。博士(教育学)。日本文学協会、全国大学国語教育学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)