天使の胸に、さよならの花束を 余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと
ガガガ文庫 ガは9−1
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-09-453206-7
(4-09-453206-4) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 341P 15cm |
シリーズ名 | 天使の胸に、さよならの花束を |
商品内容
要旨 |
『死者と再会させてくれる美少女がいる』―余命が尽き、それどころかマイナスとなってしまったあなたの前へ、そんな噂と共に現れるのは、アイと名乗る天使の少女。彼女の役目は、肉体を失った魂の最期の願いを叶えること。「―ねえ、あなたの未練はなんですか?」ひどく美しい天使は、ひとりぼっちになった魂へ問いかけていく。その優しい声は、死んでも諦めきれない想いをそれぞれの胸に浮かび上がらせていって…「どうか、あなたが大好きな人に笑顔で『さよなら』って言えますように」 |
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出版社・メーカーコメント
もしもあと1日だけ、時間をもらえたら−− もしも、この世界からいなくなる前に1日だけ猶予をもらえるとしたら、あなたは何をしますか?『死者と再会させてくれるという美少女がいる』余命が尽き、どころかマイナスとなってしまったあなたの前へ、そんな噂と共に現れたのは、アイと名乗る天使の少女。彼女の役目は、肉体を失った魂の最期の願いを叶えることらしい。そのために、アイは憎まれ口を忘れないひねくれものの相棒・悪魔のディアと一緒に、人の世界に降りてくる。「−−ねえ、あなたの未練はなんですか?」ひどく美しい姿をした天使は、ひとりぼっちになった魂へ問いかけていく。その優しい声は、死んでも諦めきれなかったたった一つの想いをそれぞれの胸に浮かび上がらせていって。いつか交わした約束を守ること。好きなあの子を笑顔にすること。愛する人にありがとうとごめんなさいを伝えること。ずっとしてみたかったデートをすること。大切な人の晴れの日を祝うこと。「どうか、あなたが大好きな人に笑顔で『さよなら』って言えますように」これはあなたの最期のために心を尽くす、優しくてちょっぴり泣き虫な天使との出会いと別れの物語。