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大学の先生と学ぶはじめての公共 社会のあり方を共に考えよう

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-04-606949-8
4-04-606949-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 367P 21cm

商品内容

要旨

共に考える「主権者」になるために。憲法、選挙、司法、経済政策、地方再生…。さまざまな社会的課題・問題が見えてくる。科目のイメージを得るために。授業の予習・復習に。大学入試対策に。

目次

公共で育成がめざされる資質・能力&見方・考え方
第1部 公共の扉(今なぜ「公共」が必要なのだろうか?―リベラリズムと共和主義
建設的な話し合いのできる「公共的な空間」づくり
社会的な諸課題・諸問題を合理的に考察・議論するために
アイデンティティの形成と「公共的な空間」)
第2部 法・政治的課題を考える(日本国憲法について知ろう
社会問題の解決手段としての司法と議会―同性婚承認をめぐって
正義の実現にむけて―刑法と刑事裁判 ほか)
第3部 経済・社会的課題を考える(消費者主権と高福祉・高負担社会―戦後日本経済史前編:成長経済期
格差社会と人口減少社会―戦後日本経済史後編:経済低迷期
地方再生に向けて私たちのできることは何か
学校への発信、生徒からの発信)

出版社・メーカーコメント

「公共」は2022年4月から実施されている新教育課程において、「現代社会」に代わって設置された新科目です。おそらく多くの方が「どんな科目だか具体的にイメージできない」「『現代社会』と何が違うの?」「なんでこんな科目が今登場したの?」と思い悩んでいることでしょう。  そこで! 当代きっての社会科教育学者に、この科目について解説してもらうことにしました。本書は、「公共」の魅力を感じてもらうと同時に、「公共」について根源的に問い直し、そのあり方を議論していこうという、ちょっと欲張りなことをねらいにしています。  「公共」という未知の世界へようこそ!  【内容】 序章 公共で育成がめざされる資質・能力&見方・考え方  <第1部 公共の扉> 第1章 今なぜ「公共」が必要なのだろうか? 第2章 建設的な話し合いのできる「公共的な空間」づくり 第3章 社会的な諸課題・諸問題を合理的に考察・議論するために 第4章 アイデンティティの形成と「公共的な空間」  <第2部 法・政治的課題を考える> 第5章 日本国憲法について知ろう 第6章 社会問題の解決手段としての司法と議会 第7章 正義の実現にむけて 第8章 司法への市民参加を考える 第9章 社会生活における民法の存在意義 第10章 私たちは選挙で何を問われているのだろうか? 第11章 なぜ差別はなくならないのだろうか? 第12章 生命倫理問題を議論してみよう 第13章 日本の安全保障をどう考えるか 第14章 異議申し立ての大切さを知ろう  <第3部 経済・社会的課題を考える> 第15章 消費者主権と高福祉・高負担社会 第16章 格差社会と人口減少社会 第17章 地方再生に向けて私たちのできることは何か 第18章 学校への発信、生徒からの発信

著者紹介

渡部 竜也 (ワタナベ タツヤ)  
1976年広島県生まれ。2005年より東京学芸大学教育学部講師。現在は同大准教授。最終学歴広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)