現代日本の〈国家意識〉とアジア 二つの東京オリンピックから考える
学習院大学東洋文化研究叢書
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-326-60374-9
(4-326-60374-7) |
税込価格 | 5,500円 |
頁数・縦 | 275P 22cm |
商品内容
要旨 |
1964年と2021年、二つの東京オリンピックとは何だったのか。「東京五輪音頭」、『男はつらいよ』、トイレ問題、ジャニーズなどと、ナショナル・アイデンティティとの関わりを探る。ナショナル・イベントとしての東京オリンピックを、メディア文化・道徳・思想から照らし出す。“国家意識”とアジア、シリーズ第3作。 |
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目次 |
第1部 オリンピックと国家アイデンティティ(踊る東京オリンピック―“東京五輪音頭”を読み解く |
出版社・メーカーコメント
1964年と2021年、ナショナル・イベントとしての二つの東京オリンピックとは何だったのか。〈国家意識〉シリーズ第3作。近代オリンピックは、国家の力を世界に発信し国内の結束を固めるナショナル・イベントとして作動してきた。敗戦と占領を経て、経済大国になりつつあった〈日本〉の高度成長の中間点に開催された1964年。東日本大震災からの「復興」、新型コロナウイルス感染症からの回復が顕示された2021年。二つの東京オリンピックを考える。