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地力をつける微分と積分

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-00-005889-6
4-00-005889-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 272P 21cm

商品内容

要旨

数学の直観力は「何が根本的なことか」をイメージし、それを理解することから生まれる。ものごとを根本から考える地力があれば、想定外の問題にも対応できる幅が拡がる。無限や極限に対する感覚をまず磨いてから、「そもそも微分や積分は何をとらえようとしているか」に焦点を当ててゆったり解説。東大文科の人気講義の書籍化。

目次

第1章 本書の目標
第2章 大きな数をとらえる
第3章 極限に至る道
第4章 微分―局所をとらえる
第5章 偏微分―多変数関数の微分
第6章 積分―「そこにある量」をとらえる

出版社・メーカーコメント

数学の直観力は「何が根本的なことか」をイメージし、理解することから生まれる。ものごとを根本から考える地力があれば、想定外の問題にも対応できる幅が拡がる。無限や極限に対する感覚をまず磨いてから、「そもそも微分や積分は何をとらえようとしているか」に焦点を当ててゆったり解説。東大文科の人気講義の書籍化。【2色刷】

著者紹介

小林 俊行 (コバヤシ トシユキ)  
東京大学大学院数理科学研究科教授。理学博士。専門は対称性の数学。特に無限次元表現の分岐理論、非可換調和解析、不連続群論の先駆的な研究で知られる。1962年生まれ。1985年東京大学理学部数学科卒業。1987年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。東京大学助手・助教授、京都大学数理解析研究所助教授・教授を経て、2007年より現職。2011‐2022年東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員兼任。2023年より日仏数学連携拠点所長兼任。ハーバード大学・イエール大学・ソルボンヌ大学(旧パリ第6大学)ほか客員教授。1999年日本数学会賞春季賞。2002年国際数学者会議(ICM)招待講演。2006年大阪科学賞。2006年度日本学術振興会賞。2008年フンボルト賞。2010年度井上学術賞。2014年紫綬褒章。2017年アメリカ数学会フェロー。2022年ランス大学(フランス)名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)