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八月のくず 平山夢明短編集

光文社文庫 ひ14−5

出版社名 光文社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-334-10412-2
4-334-10412-6
税込価格 880円
頁数・縦 336P 16cm

商品内容

要旨

深夜、身重の女を助手席に乗せて人気のない峠道に向かった男。車を停めると、隠し持っていた金槌で女の頭を殴りつけた。女は原形をとどめないほど壊されるが、それは男にとっても悪夢のはじまりだった。(表題作)壮絶な賭け試合で重傷を負っても、一晩で回復する不死身の男、その切なくも残酷な理由とは。(「ふじみのちょんぼ」)絶望か救いか、圧巻の十話を収録。

出版社・メーカーコメント

おしまいにする前に読んでくれ。絶望の果てまで届く物語を。これは、明日なき世界の福音だ。−−出世作となった『独白するユニバーサル横メルカトル』の原点に回帰し、珠玉の10作品をまとめた圧巻の傑作短編集

著者紹介

平山 夢明 (ヒラヤマ ユメアキ)  
神奈川県出身。1994年『異常快楽殺人』で作家デビュー。2006年、短編「独白するユニバーサル横メルカルト」が日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞。『ダイナー』で’10年に日本冒険小説協会大賞、’11年に大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)