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シリーズ・現代社会学の継承と発展 5

環境と運動

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-623-09676-3
4-623-09676-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 243,9P 22cm
シリーズ名 シリーズ・現代社会学の継承と発展

商品内容

要旨

環境社会学からみる地域と地球の持続可能性。環境からの問いかけと、応答する社会運動。試行を続ける市民社会の過去から未来へ。

目次

第1章 環境社会学と社会運動―市民社会の“声”と“まなざし”(環境社会学の成立と社会運動
日本の環境社会学の成立と特質 ほか)
第2章 環境社会学のグローバルな分析視角と環境正義運動―環境破壊のロジックと社会的公正に向けた制度生成の展望(環境問題はいかにして社会学の説明要因になりうるか
環境社会学の誕生と「加害‐被害構造」論、「新エコロジカル・パラダイム」論 ほか)
第3章 国土と資源を問い直す運動が“内破”するもの―戦後日本の開発と山水郷Bio‐region(国土開発と資源動員―日本近代史を開発社会学としてひもとく
開発に抵抗して内破に至る―昭和後期日本の運動経験 ほか)
第4章 ボトムアップの社会づくりを支える力―世界の二項対立を超える「市民」のあり方を求めて(激動する世界と「市民」への期待
市民と市民社会の「非西洋的」理解 ほか)
第5章 市民的不服従の社会学理論―自己・文化・コミュニケーションの側面からの規範的正当化(「環境と運動」と市民的不服従
市民的不服従の政治学理論 ほか)

著者紹介

長谷川 公一 (ハセガワ コウイチ)  
1954年生まれ。現在、東北大学名誉教授、尚絅学院大学特任教授。国際社会学会クリスタル・アワード受賞(2014年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)