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韓国・光州事件の抵抗詩 日韓対訳

出版社名 彩流社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-7791-2986-5
4-7791-2986-9
税込価格 3,410円
頁数・縦 371P 19cm

商品内容

要旨

いま再び注目される光州事件にいたる時代背景。軍事独裁政権下で、弾圧を覚悟し、民主化のために信念を貫いて発表した著名な詩人たちの抵抗詩―。

目次

1(光州へ行く道
ああ 光州よ 我が国の十字架よ
女の愛は銃弾よりもっと遠くに飛んでいく ほか)
2(五月が来れば
五月の歌
龍鳳洞の生 ほか)
3(五月の魂
空腹の橋
アヒルの足と赤い蝶ネクタイ ほか)

著者紹介

文 炳蘭 (ムン ピョンナン)  
1935年全羅南道・和順で生まれ。朝鮮大学校教授歴任。軍部から光州事件の操縦者(操る者)として指名される。韓国の民主化が遂げられた1987年7月、『ニューヨークタイムズ』に金芝河、高銀とともに「火炎瓶の代わりに詩を投げた韓国の抵抗詩人」として紹介される。1959年『現代文学』を通じて創作活動をはじめた
李 榮鎭 (イ ヨンジン)  
1956年全羅南道・長城で生まれ、又石大学の国文学科で学んだ。1976年『韓国文学』を通じて創作活動をはじめた
金 正勲 (キム ジョンフン)  
全南科学大学校副教授。関西学院大学大学院文学研究科で博士学位取得、中央大学政策文化総合研究所の客員研究員歴任
佐川 亜紀 (サガワ アキ)  
詩人・韓国文学研究者。日本現代詩人会前理事長。小熊秀雄賞、日本詩人クラブ賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)