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現代暗号理論

岩波数学叢書

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-00-029938-1
4-00-029938-7
税込価格 7,040円
頁数・縦 255P 22cm

商品内容

要旨

情報社会を支えるコア技術として広く用いられている暗号。その安全性は様々な数学問題の困難性によって保証されており、将来にわたり安全に利用するためには困難性の正確な評価が重要となる。安全性評価の観点で、現在広く活用されているRSA暗号や楕円曲線暗号から、近年注目を集める耐量子計算機暗号まで紹介する。

目次

1 現代暗号基本技術(公開鍵暗号とディジタル署名
安全性モデル ほか)
2 RSA暗号(整数の剰余環
RSA暗号 ほか)
3 離散対数問題ベース暗号(DH鍵共有方式とElGamal暗号
離散対数問題の困難性 ほか)
4 耐量子計算機暗号(耐量子性を有する数学問題
NIST PQC標準化プロジェクト ほか)
5 格子暗号(格子の基本性質
SVP/CVPの解法 ほか)

出版社・メーカーコメント

情報社会を支えるコア技術として広く用いられている暗号。その安全性は様々な数学問題の困難性によって保証されており、将来にわたり安全に利用するためには困難性の正確な評価が重要となる。安全性評価の観点で、現在広く活用されているRSA暗号や楕円曲線暗号から、近年注目を集める耐量子計算機暗号まで紹介する。

著者紹介

高木 剛 (タカギ ツヨシ)  
1969年生まれ。1995年名古屋大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。Dr.rer.nat.(ダルムシュタット工科大学情報科学部)。現在、東京大学大学院情報理工学系研究科教授。専門、暗号理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)