• 本

研究者、生活を語る 「両立」の舞台裏

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-00-061661-4
4-00-061661-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 252P 19cm

商品内容

要旨

「仙人」のような研究者像は過去のもの。多岐にわたる業務、あるいは家事・育児や介護にと、リアルの研究者はずっと多様で忙しい。家族のケアを担う研究者たちは、どんな思いとともに、日常をどう回しているのか。現役世代と先達による経験談27編を収録。働きながらケアをする―。いまだ暗中模索の道を進む、すべての世代へ贈るエール。

目次

1 疾風怒涛の乳幼児期―育児編1(国際遠距離を乗り越えて―研究者としてのキャリアと家庭生活 渡辺悠樹(東京大学)
二児の母のワンオペ育児・研究クエスト 〓橋由紀子(森林総合研究所) ほか)
2 そして子育てはつづく―育児編2(仕事も暮らしも楽しくまわす 丸山美帆子(大阪大学)
男性育休・育児のロング・アンド・ワインディング・ロード 田中智彦(東洋英和女学院大学) ほか)
3 “インタビュー”巣立ちのあとで―育児編3(「人それぞれ」の国、アメリカでの子育て―村山斉さんに聞く
「仕事より家族が大事」であっていい―田島節子さんに聞く)
4 その日は突然やってくる―介護・病気編(子どもに返っていく母と―「同居」から「介護」へ たねをまく子(仮名)
せん妄になった父との一年 源城かほり(長崎大学) ほか)
終章 “インタビュー”ケアをしながら働くということ(ケアとジェンダー、そして権力―山根純佳さんに聞く
働き方は変わるのか―藤本哲史さんに聞く)

出版社・メーカーコメント

「仙人」のような研究者像は過去のもの。多岐にわたる業務、そして家事・育児や介護にと、リアルの研究者はずっと多様で忙しい。家族のケアを担う研究者たちは、どんな思いとともに、日常をどう回しているのか。現役世代と先達による経験談27編を収録。働きながらケアをする−−未だ暗中模索の道を進む、すべての世代へ贈るエール。