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受容から創造へ 文学・芸術に導かれて

出版社名 作品社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-86793-050-2
4-86793-050-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 268P 20cm

商品内容

要旨

プルースト研究の権威が豊かな学識から精緻な論考をめぐらし、斬新なエッセイや創作にまで展開する。

目次

第1章 日本文学(夏目漱石『こころ』 子規への返信
谷崎潤一郎 音曲の活用
永井荷風 もうひとつの『断腸亭日乗』
堀辰雄『風立ちぬ』に誤訳はあるか
村上春樹『羊をめぐる冒険』における名付け
私の好きな俳句 加藤楸邨と芭蕉)
第2章 フランス文学(マルセル・プルースト『失われた時を求めて』 応答的創造のほうへ)
第3章 世界を旅する作家たち(世界を旅する作家たち
戦時下のフランスに島崎藤村が見たもの)
第4章 芸術(イサム・ノグチ 幻の傑作 広島原爆死没者慰霊碑
街を歩く フィレンツェを画家有元利夫と)
第5章 創作(火の鳥
なぜ『銀河鉄道の夜』続篇を創作するのか?
創作『イーハトーヴのほうへ』(『銀河鉄道の夜』続篇))

著者紹介

牛場 暁夫 (ウシバ アキオ)  
1946年生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程中退。フランス政府給費留学生としてエコール・ノルマル・シューペリウール、パリ第四大学大学院に留学。パリ第四大学課程博士。慶應義塾大学文学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)