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さかさ星

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-04-115129-7
4-04-115129-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 603P 20cm

商品内容

要旨

戦国時代から続く旧家、福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。遺体はいずれも人間離れした手口で破壊されていた。福森家の親戚にあたる中村亮太は、祖母の頼みで、霊能者の賀茂禮子と共に事件を調査することに。賀茂によれば、福森家が保管する名宝・名品の数々は怨念と憎悪に満ちた恐るべき呪物であり、何者かがそれらを利用して事件を引き起こしたのだという。驚愕する亮太を数々の怪現象が襲い、一家の生き残りの子供たちにも魔の手が。誰が何のために呪いを仕掛けたのか。旧家の歴史に隠された、おぞましい秘密が今、明かされる。

出版社・メーカーコメント

戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く特級長編ホラー。

著者紹介

貴志 祐介 (キシ ユウスケ)  
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は130万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)