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ドイツ史1866−1918 続〔下〕

民主主義を前にした権力国家 下

出版社名 白水社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-560-09121-0
4-560-09121-8
税込価格 9,350円
頁数・縦 545,40P 22cm
シリーズ名 ドイツ史1866−1918

商品内容

要旨

一八九〇年以降の構造的諸問題から、ヴィルヘルム時代、第一次世界大戦まで。国家と憲法体制から、政党、対外政策、帝国主義、戦争の展開、革命、終戦まで、政治に関わる様々な分野の状態史=構造史と出来事史=事件史を詳述。

目次

第4章 一八九〇年以降の構造的諸問題(国家と憲法体制の変化
選挙
一八九〇年から一九一四年までの政党
利害団体
一八九〇年以降のナショナリズム
ドイツの連邦諸邦)
第5章 ヴィルヘルム時代(対外政策、帝国主義、海軍拡張
一八九〇年から一九〇六年までの内政
危機のなかの帝国―一九〇七年から一九一四年までの内政)
第6章 第一次世界大戦(一九一四‐一九一六年の戦争の展開
戦争初期の国内問題
戦争目標と講和の試み
一九一六/一七年の転換
決定と先送りされた決定―一九一七年
経験
週末―一九一八年)
終章

出版社・メーカーコメント

前巻でドイツ帝国の社会・経済・宗教など文化史を論じ、本書で政治史を扱う。政治に関わる各分野の状態史・構造史が比重を占める。

著者紹介

ニッパーダイ,トーマス (ニッパーダイ,トーマス)   Nipperdey,Thomas
1927〜1992。ドイツ・ケルン生まれの歴史学者。ゲッティンゲン大学、ケルン大学、ケンブリッジ大学で学び、博士学位は初期ヘーゲルに関する論文で取得した。その後、哲学から歴史学に転じ、論文「1918年以前のドイツ諸政党の組織」で教授資格を取得した。最初にカールスルーエ工科大学の歴史学教授に就任し、次いでベルリン自由大学に招聘されて哲学部長を務めた後、1971年から亡くなるまでミュンヘン大学の歴史学教授として活躍した
大内 宏一 (オオウチ コウイチ)  
1946年生まれ。ドイツ近代史。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)