• 本

近世イギリスの誕生 下

出版社名 東信堂
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-7989-1929-4
4-7989-1929-2
税込価格 8,250円
頁数・縦 599P 22cm
シリーズ名 近世イギリスの誕生

商品内容

要旨

中世から近代への扉を開いた先駆者イギリス―その道程を辿った比類なき大著!スチュアート朝の国王チャールズ1世の処刑、それに続くピューリタン革命の政治史的「失敗」の原因を探り、王政復古後の科学革命と「資本主義の精神」の生成プロセスを辿る。ウェーバーやマートンの古典的命題の経験的妥当性を問い、近代の核心が思想信条・言論出版・結社集会の自由にあることを浮き彫りにする。

目次

第7章 大内戦から共和制・護国卿時代、そして王政復古へ―宗教戦争・軍事独裁・宗教的寛容(梗概
ジェームズ1世の統治
大内戦への急流―チャールズ1世の失政
大内戦とピューリタン革命
共和制と軍事政権の盛衰―護国卿時代の実態)
第8章 イングランド啓蒙・科学革命・経済発展(梗概
寛容政策と反カトリシズム
科学革命とその原因―マートン命題ともうひとつの見方
王政復古後の経済変動と「合理的な資本計算」
名誉革命とヨーロッパ列強戦争―ヒューム命題の重み)
結論と示唆
附論―ウェーバー命題について

著者紹介

稲上 毅 (イナガミ タケシ)  
1944年東京都生まれ。東京大学名誉教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)