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祇園「よし屋」の女医者 〔2〕

母子笛

小学館文庫 ふ26−2

出版社名 小学館
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-09-407397-3
4-09-407397-3
税込価格 847円
頁数・縦 352P 15cm
シリーズ名 祇園「よし屋」の女医者

商品内容

要旨

祇園の茶屋「よし屋」の家娘ながら、古方派の名医・小島源斎の元で女医者を志す月江と、母ちどりから魔王流の技を伝授された笛上手のお春。ある日、貧しいながらも幸せだったお春の暮らしが母の失踪により一変する。母の帰りを待ちながら、ふく椿と名を改め、舞子として茶屋で働き始めたお春を陰になり日向になって支える月江。なんとか母子の再会は果たせたものの、共に暮らしたいと願うふく椿の前には、母の失踪の原因となった大きな壁が立ちはだかっていた。京の祇園に生きる、しなやかで、決して折れない心を持った二人の女の絆の物語。シリーズ第二弾。

出版社・メーカーコメント

人助けのために生きる女医者・月江と魔王流の技を母から受け継ぐ笛上手の舞子・ふく椿。母ちどりの突然の失踪に打ちひしがれるふく椿を陰になり日向になり、励ます月江。健気で折れない心を持った女二人の絆の物語。

著者紹介

藤元 登四郎 (フジモト トシロウ)  
宮崎県生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。フランス・サルペトリエール病院に留学し、神経精神医学を研究。また、日本SF作家クラブ会員として、「『高い城の男』―ウクロニーと「易経」」で、第6回日本SF評論賞選考委員特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)