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ことばと公共性 言語教育からことばの活動へ

出版社名 明石書店
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-7503-5838-3
4-7503-5838-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 387P 21cm

商品内容

目次

第1部 ことばの活動と教育のあり方
第2部 言語の自由と活動
第3部 公助の視点の意味
第4部 個と社会を超える
第5部 忘れられた存在が「現われ」るとき
第6部 アレントとハーバーマスから考える

著者紹介

牛窪 隆太 (ウシクボ リュウタ)  
研究分野は質的データ分析法、実践研究、教師研究。東洋大学国際教育センター准教授。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士課程修了(日本語教育学博士)。「学習者中心主義」を批判的に検討することから教師研究に携わり、「教師主体」の日本語教育を提案した。早稲田エデュケーション(タイランド)副主任講師、早稲田大学日本語教育研究センター助手、関西学院大学日本語教育センター言語特別講師を経て、現職
福村 真紀子 (フクムラ マキコ)  
研究分野は地域日本語教育。1968年滋賀県生まれ。茨城大学助教。1994年にアメリカで初めて日本語教師として教壇に立ち、その後日本語学校、地域の日本語教室、大学で日本語を教えてきた。2010年に東京都日野市に地域日本語教育の一環として親子サークル「にほんご あいあい」(のちに「多文化ひろば あいあい」に改名)を設立し、料理やダンスなどの活動を通じて日本人も外国人もコミュニケーションを学ぶ「ことばの活動」を展開。日本の様々な地域をめぐり、日本語にこだわらない日本語教育を提唱している
細川 英雄 (ホソカワ ヒデオ)  
研究分野は言語文化教育学。1949年東京生まれ。早稲田大学名誉教授、言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイア主宰。博士(教育学)。1990年代後半より、日本語教育と国語教育を結び、第三の言語文化教育をめざす、学習者主体の言語教育理論を展開する。近年では、言語活動主体としての言語話者のあり方について「ことばの市民」という概念を提案している
秋田 美帆 (アキタ ミホ)  
研究分野は日本語教育、教師教育。岡山大学グローバル人材育成院特任講師。早稲田大学大学院日本語教育研究科修了(修士(日本語教育学))。大学卒業後、海外(台湾、タイ)で日本語教師となる。日本語教師が少なく、身近にロールモデルがいなかったため、目指すべき教師像を研究しようと大学院に進学。大学院修了後、日本語教師養成講座の講師として、日本国内での就業を目指す非母語話者受講生と出会う。彼らもまた、目指すべき教師像を模索していることを知り、日本国内で働く非母語話者日本語教師のキャリア形成に関する研究を始める
有田 佳代子 (アリタ カヨコ)  
20年以上新潟県民でしたが出身地東京に戻りました。帝京大学日本語教育センター教員。専門は多文化共生論、日本語教育史、言語政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)