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ミスター半導体西澤潤一を父として 光を求め光の彼方へ

出版社名 小学館スクウェア
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-7979-8136-0
4-7979-8136-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 231P 21cm

商品内容

要旨

情熱的で純粋。かっこ悪いほどぶつかって突き進んだ人生。

目次

1 自己紹介―シリコンの娘
2 幼少期に見た家庭内の父―見ればわかるだろ
3 祖父の存在―研究テーマは流行を追わないこと その中に必ず新しい方向がくる
4 研究者としての父―不器用な“ミスター半導体”
5 教育者としての父―心に火をつける
6 大学総長としての仕事―学んでみてようやく自分の不足を知り、人に教える時になっては教える者としての未熟さを知る
7 生い立ちに見る父の原点―生き残った者の務め
8 父の晩年に―お前が俺のボディガードだ
9 父の最期―微笑みを返して
10 主を失った住まい―自分の発明したトランジスタを使ったステレオで音楽を聴けるのは、俺とショックレーだけだ
11 遺された記録―けいこはおみやげはなにがいいですか

出版社・メーカーコメント

「ミスター半導体」「光通信の父」 そう呼ばれた工学研究者・西澤潤一。時代のずっと先を見ていた彼の研究を、人々は笑った。それでも信念のままに、かっこ悪いほどぶつかって突き進んだ彼の人生は、娘である著者からどのように見えたのか。随所に出てくるユーモアあふれる著者の鋭い一言も必見!研究者として、教育者としてだけではなく、 父としての“人間西澤”を包み隠さず綴った 「愛」を感じる一冊。

著者紹介

〓橋 恵子 (タカハシ ケイコ)  
1960年、半導体研究のパイオニア、ノーベル賞も確実と称された西澤潤一の長女として誕生。宮城県仙台市育ち。大学入学にあたり関東へ行き、そのまま就職。大学では免疫学に興味をもち、その後は主に企業、医療機関の科学系テクニシャンとして従事。2010年の西澤の事故、病気、さらに2011年の東日本大震災の頃から実家仙台で過ごすことが増えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)