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民藝のみかた

出版社名 作品社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-86793-052-6
4-86793-052-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

要旨

日本に四年滞在した東洋美術史の碩学が、“民藝”のすべてを工芸分野ごとに詳説。民藝の精神から説き起こし、陶器、籠、漆器、玩具、織物、絵画、農家の建物、そして1950年代の民藝運動の隆盛にいたるまで。日本の民藝の歴史を知るための最良の一冊。図版100点超収録。附:鞍田崇「解説 いまなぜ民藝か」

目次

第1章 日本の民藝の精神
第2章 陶器
第3章 籠と関連製品
第4章 漆器、木器、金属器
第5章 玩具
第6章 織物
第7章 絵画と彫刻
第8章 農家の建物
第9章 現代の民藝運動

著者紹介

ムンスターバーグ,ヒューゴー (ムンスターバーグ,ヒューゴー)   M¨unsterberg,Hugo
1916‐95。東洋美術史家。ベルリンに生まれ、19歳でアメリカに移住。ハーバード大学で東洋美術を専攻し、著名な美術史家ラングドン・ウォーナー教授に学ぶ。ミシガン州立大学やウェルズリー大学で教えたのち、1952年に来日。国際基督教大学で4年にわたり教鞭をとるかたわら、湯浅八郎や柳宗悦との出会いを通して民藝を深く知るようになる。帰国後はニューヨーク州立大学ニューパルツ校に美術史科を設立して20年間勤務。日本と中国を中心としたアジア美術などに関する著作が多数ある
柳 宗悦 (ヤナギ ムネヨシ)  
1889‐1961。美術評論家、宗教哲学者。学習院高等科在学中に志賀直哉、武者小路実篤らと雑誌「白樺」を創刊。濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ、富本憲吉らと出会い、1925年に民衆的工芸品の美を称揚するため「民藝」の新語を作って民藝運動を本格的に始動させた
田栗 美奈子 (タグリ ミナコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)