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中ソ関係史 下

1960−1991

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-13-026180-7
4-13-026180-0
税込価格 5,940円
頁数・縦 P426〜797 22P 22cm
シリーズ名 中ソ関係史

商品内容

要旨

2つの共産主義国家、その歴史を描く。イデオロギー対立、ベトナム戦争、珍宝島の衝突、ニクソンショック、改革開放、ソ連のアフガニスタン侵攻、ベトナムのカンボジア侵攻、ゴルバチョフの登場、ソ連の崩壊…20世紀の歴史において、最も重要な二国間関係のすべてを、中国を代表する研究者らが詳述する。

目次

3 分裂から対抗へ(一九六〇‐一九七八)(李/丹慧)(中ソ対立の公開と一時的な緩和
両党関係の決裂と両国関係の悪化
中ソ同盟関係の完全崩壊
国際共産運動の分裂と中ソ対立の動き)
4 「正常化」に向かって(一九七九‐一九九一)(牛/軍)(「正常化」問題の発端
「正常化」のプロセスを開く
「正常化」への転換)

著者紹介

沈 志華 (シン シカ)  
華東師範大学歴史学部教授、冷戦国際史研究センター主任、周辺国家研究院院長。1950年北京生まれ。68年に解放軍入隊(71年まで)。北京石景山発電所、北京電力管理局勤務を経て、79年に中国社会科学院世界史系大学院入学。82年、深〓(シンセン)でビジネスに従事したのち、92年、民間学術団体の中国史学会東方歴史研究センター(後に北京東方歴史学会に改名)を設立、続いて「東方歴史研究出版基金」を創設。中国人民大学、北京大学、香港中文大学、米国ウィルソンセンターなどで客員教授、研究員を歴任。専門は冷戦史、ソ連史、中朝関係史、朝鮮戦争など。著書に『最後の「天朝」―毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮』(岩波書店、2016年、第29回アジア・太平洋賞大賞受賞、第33回大平正芳記念賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)