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西田哲学の仏教と科学 場所的論理の立場から、科学を考へ直す

出版社名 春秋社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-393-31145-5
4-393-31145-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 327,5P 20cm

商品内容

要旨

場所の論理と曼荼羅、矛盾的自己同一体と密教の時空論、集合論・群論を場所で基礎づける試み、湯川秀樹・松下幸之助との関係など、斬新な視点から浮かび上がる、西田哲学研究の最前線。近代密教と和算から見た西田哲学。

目次

序章
第1部 真言宗智山派と西田哲学(なぜ西田研究にとって真言宗智山派が重要なのか
那須政隆の真言教学との比較
「場所」の論理と高神覚昇
「永遠の今」と「悲哀」
京都学派と智山学派
補遺 野崎廣議論)
第2部 「科学を考へ直す」(数学 密教から何が問えるか
物理学 西田哲学から湯川理論を導出する―中間子と素領域
経済学 働く人の哲学
補遺 経済科学への批判)
終章

出版社・メーカーコメント

京都学派が触れてこなかった、真言教学や和算などの影響を初めて解明した、今後の西田哲学研究を大きくかえる画期的論考。

著者紹介

坂本 慎一 (サカモト シンイチ)  
1971年、福岡県生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程修了、博士(経済学)。現在、株式会社PHP研究所に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)